JOI 2021/2022 本選参加記
JOI 2021/2022 本選参加記
追記
本選通ってた.俺の勝ち!
合計点
ID | Score |
---|---|
A | 100 |
B | 100 |
C | 77 |
D | 8 |
E | 19 |
Sum | 304 |
非公式順位表によると 304 点は 9 人いるらしい.304 点を落としたら春合宿の人数多くした意味ないので,32 人くらいなら 30 人超えてもセーフってことにしましょう.
304 点以上が非公式順位表で 29 人,300 点以上が非公式順位表で 30 人,恐怖の C 満点潜伏 er が一人いるので,怖い.
反省
競プロあんまり触れてないまま本選に出たけれど,一応レート相応の点は取れたのでよかった.
ところで本選突破のハードル上がってませんか?人数増えたけど要求されているレベル高いままと感じた.
春合宿は 30 人くらいいたほうが楽しいと思うので,通せ.
難易度は,5-6-10-10-?? だと思っています.
以下問題ごとに.
A, B を割と速攻で通したのはよかった.
C も嘘からすぐ復活して,77 点とるまでの流れはよかった.が,$O(N^{2}KlogN)$ にこだわってそのあとかなりの時間を使ったのはよくない.TL 1.6s なのと, $ 500 \cdot 500 \cdot 500 \cdot log(500) \fallingdotseq 1.1 \cdot 10^{9} $ で微妙と思ったけど $log$ 解法捨てるべきだったのかも.
D, E はあんまりうまく解けず.C の $log$ 解法に粘って,残り 1 時間半位になった後,安全策で部分点一個一個死守しにいったけど,D はもうちょっと考えるべきだったのかもしれない.解ききれない問題があったときに頭をリセットできないことが分かった.
A: インターカステラー
去年に比べてめっちゃ簡単になっているように感じる.
二分探索で終わり.7 分!
B: 自習
去年に比べてめっちゃ簡単になっていて,うれしい!
これまた二分探索すれば,どうせできるので適当にちゃちゃっと書くと WA る.
小課題 1 で WA っているのがわかるので,とりあえず
10 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
を試すとバグる.デバッグですぐオーバーフローに気づき,修正.
A, B 合わせて 30 分!めっちゃ順調!
C: 選挙で勝とう
最初の考察
- $B_i$ を選ぶなら最初に全部選んでしまったほうがいい
- $A_i$ しか選ばないなら,最後に昇順に選べばいい
- $B_i$ も選ぶなら小さい順でいいじゃん
- 嘘です
これに基づいて協力者数全探索で終わりじゃんっていって提出.当然 WA.
A_i B_i -------- 1 109 100 101
みたいなときに嘘だなーってなるので,もうちょっと考察を進める.
- $B_i$ を選ぶなら最初に全部選んでしまったほうがいい
- $A_i$ しか選ばないなら,最後に昇順に選べばいい
- 協力者数を $K_i$ で固定すると,$\frac{B_i}{1} + \frac{B_j}{1+1} + \cdots + \frac{\sum A_k}{K_i}$ の最小値を求める問題になって,DP で解けそう.
- 選ぶ $B_i$ に関しては当然昇順がいい.
そこで,$B$ をソートして協力者数 $K_i$ の時の答えを
$dp[i][j][k] = 州を i 個見て,協力者を j 人集めて,票を k 票集めた時の最小時間$
で求める.これで部分点 1, 2, 3, 4, 5 が取れて 66 点.
ここまでで 1 時間 23 分.割と順調.
ここで部分点 6 を見ると,自明 DP の k の次元を消せるので,3 分で部分点回収.
最後に,$K_i$ の固定をなくして一つの DP で解くか,$K_i$ 固定で DP の j か k の次元を消すことを考えたけど,うまくいかず,30 分ぐらいそのまま.
ここで,$K_i$ に対して答えに単調性がありそうだと気づいたので,試してみたところ行けそうで,バグにちょっと苦戦しながら実装.$O(N^{2}KlogN)$ なので勝ったと思ったが,なんと通らない.
ここで折り返し.
この後も C の満点を狙って定数倍高速化を 10 分ちょっとしたが,通らず,断念.
最後 10 分も粘ってみるも,JOI は $log(N)$ をちゃんと落としてくれます(無念).
D: 鉄道旅行 2
C を断念してから 30 分くらい,部分点ごとにちゃんと考察してみたが,$O(QMN)$ 以上に計算量の良い解法浮かばなかった.考察も実装もちょっと右往左往して,残り 1 時間程度で自明部分点の小課題 1 のみとる.
なんか C より簡単とか言っている人結構多いけどちょっとわかりません.
E: 砂の城 2
残り時間も少ないので,まずは自明部分点である小課題 1 を通す. 次に小課題 2 に手を付けたところ,
ただし,Ai, j の値はすべて相異なる
の制約をちゃーんとすっぽかして,加えてよくわからない考察とよくわからない実装で迷子になる(木の直径求めようとしてた)
最終的には,長方形全探索した後, DAG の長さが長方形の面積に等しいかっていうコードを書いて小課題 2 だけは死守する.30 分掛かった.